マンション投資物件の売却タイミングは？ベストな時期の見極め方

マンション投資において収益化の最終段階である売却は資産形成の成果を確定する重要なステップであり、タイミング次第で得られる利益が大きく変わることがあります。

まず売却の最適なタイミングを判断するうえで欠かせないのが、市場の動向を把握することです。

地価やマンション価格が上昇基調にあるときは高値の売却が期待できる一方市場が冷え込んでいる時期に無理に売却を行うと、期待していた収益を確保できない恐れがあります。

物件の築年数も重要な判断材料です。

一般的には築15年を超えると大規模修繕や設投資で備更新の必要性が高まり将来的な維持コストが上昇するため、その前に売却するのが得策とされています。

ローン残債と売却価格の関係も重要なポイントです。

ローンの残高を売却額で上回れるタイミングで手放すことができれば、手元に資金を残すことが可能になります。

加えて賃貸契約の更新期や空室期間も売却のしやすさに影響します。

賃借人が入居中の物件よりも空室状態で引き渡せる方が買い手にとって柔軟な運用が可能となるため、条件交渉がしやすくなる傾向があります。

関連記事