不動産投資ローンの銀行選び｜注目ポイントを整理
不動産投資ローンを組む際の銀行選びは、投資全体の成功に大きく影響する要素です。
なぜなら各銀行によって融資姿勢や審査基準、商品内容に大きな違いがあるためです。
まず確認すべきは、当該銀行が不動産投資ローンに積極的であるかどうかです。
一部の都市銀行や地方銀行信用金庫では、投資用物件への慎重な姿勢を取っているケースがありその場合は融資条件が厳しかったりそもそも取り扱いがなかったりします。
一方で不動産投資ローンに特化したネット銀行やノンバンク系の金融機関では、比較的柔軟な審査基準が適用されスピーディーな決定が可能な場合もあります。
銀行選びでは金利だけでなく融資期間、元利均等返済か元金均等返済か繰上返済の条件など長期的に見たコスト構造を総合的に把握することが重要です。
団体信用生命保険の加入条件や保証会社の有無も確認すべきポイントであり、これらは万一のリスクに備えるうえで大きな意味を持ちます。
銀行によっては投資実績や属性に応じて借入可能額や複数物件への融資に対応しているところもあるため、将来の投資展開も視野に入れて比較することが有効です。
