マンション投資とリートの違いは？仕組みと特徴を比較
マンション投資とリート（不動産投資信託）はどちらも不動産を対象とした資産運用の手段ですが、その仕組みや運用スタイルには大きな違いがあります。
マンション投資は個人が実物のマンションを購入し、その運用や管理を通じて家賃収入や資産価値の上昇を狙う方法です。
実物資産を所有するため設備の修繕や入居者対応、空室リスクなどを自ら管理する必要がありますがその分収益性や節税効果のコントロールがしやすいという特徴があります。
一方でリートは多数の投資家から集めた資金で不動産を運用する金融商品で、証券取引所を通じて株式のように売買できる点が大きな特徴なのです。
運用は専門の不動産会社が行い、投資家は分配金という形で収益を受け取る仕組みになっています。
リートは少額から投資可能で流動性が高く、複数の物件に分散投資されるためリスクが分散されている点がメリットですが逆に自分で物件を選べないという制約もあります。
マンション投資は自分の判断で資産形成を行いたい人に向いており、リートは手軽に不動産に関わりたい人に適しています。
