不動産投資40年ローンは一般的？組む前に知るべき点
不動産投資における40年ローンの利用は、長期的な視点の資産運用を考えるうえで注目される選択肢の一つです。
従来は住宅ローンにおいて主に採用されていた40年ローンですが近年では不動産投資でも一部の金融機関が取り扱いを開始しており、返済期間を延ばすことで月々の負担を軽減できるメリットが注目されています。
40年ローンの最大の特徴は借入期間が長いため毎月の返済額が低くなり、物件のキャッシュフローを安定させやすくなることです。
そのため、自己資金に余裕がない人でも投資物件の取得が可能になるケースがあります。
ただしローン期間が長くなるということは、その分金利が積み重なり総返済額が大きくなる点を見落とはいけません。
不動産投資の期間中には金利の変動や空室率の上昇老朽化による修繕費の増加など、さまざまなリスク要因が存在するためローン期間に見合った収益性のある物件を慎重に選定する必要があります。
40年という期間は経済環境が大きく変わる可能性もあるため将来的な金利上昇リスクへの備えと、固定金利を選ぶか繰り上げ返済を前提とした資金計画を立てることが重要です。
