不動産投資|売主物件とは?特徴とメリットを解説
不動産投資において「売主物件」とは物件を直接所有している売主が、不動産会社などの仲介業者を介さずに購入者へ販売する形態の物件を指します。
通常の取引では仲介会社を通じて買主と売主がやり取りするため、仲介手数料が発生しますが売主物件ではその費用が発生しないあるいは大幅に抑えられるというメリットがあります。
この点は、初期投資コストをできるだけ抑えたい不動産投資家にとって大きな利点です。
売主が不動産会社である場合建物のリフォームや設備のメンテナンスが事前に施されているケースも多く、購入後すぐに賃貸運用を始められる状態で引き渡されることが一般的です。
売主が物件に関する詳細な情報を把握しているため物件の状態や履歴についてスムーズに説明を受けれることも、売主物件の特徴の一つです。
ただしすべての売主物件が割安で優良というわけではなく、中には市場価格よりも高めに設定されているケースも存在するため周辺相場や同等物件との比較は欠かせません。
不動産投資で売主物件を検討する際は価格だけでなく、立地条件建物の築年数管理状況将来的な収益性などを総合的に判断することが重要です。















