不動産投資ペアローンの仕組みとは?リスクと注意点も確認
不動産投資において、夫婦やパートナーと共同で資金を調達する方法の一つと「ペアローン」が注目されています。
ペアローンとは同じ物件に二人がそれぞれローン契約を結ぶ仕組みで、個別に返済義務を負う点が特徴なのです。
この仕組みを利用することでそれぞれの年収を合算した借入限度額が適用されるため、より高額な投資用物件への購入が可能になります。
不動産投資を拡大したい人にとっては、資金面の選択肢が広がる有効な手段といえるでしょう。
しかし、ペアローンにはリスクも存在します。
たとえばどちらか一方が失職したり、離婚に至った場合でもローン契約は個別に存在しているためもう一方に法的な責任が移ることはありませんが返済計画に支障が出る恐れがあります。
団体信用生命保険についても個別加入となるため、万が一の際にもう一方のローンは残るという点にも注意が必要です。
不動産投資では長期的な運用が前提となるためペアローンを利用する際には、資金計画だけでなく将来的なライフプランとの整合性を考慮することが大切です。
















